酒が頼り

知らないうちに酒を飲まないとテンションが上がらない人間になってしまっていることに気付いた。いかん、こいつはいかんバイ。昔から通常時はテンションが低い人間だったし、テンション調節は下手だったが、ここまでではなかった気がする。そーいや最近、酒飲まないときに人に会うと『今日は静かですね』とかよく言われてたな。飲んでるときの印象が強いんだろうな。酒に頼らず、もうちょっと何とかせねばなるまい。
牛久大仏を見て、墓に向かってブツブツ恨み言を言って帰ってきた。その後、毎週日曜恒例の鍋をやるというので、サービスとして「俺の中で小学生のとき見ていたらトラウマになっていただろう漫画No.1」のデビルマンを持っていってやった。クリスマス前に読むにふさわしい傑作だと思う。感想が楽しみだ。
デビルマンを傑作たらしめているのは、“醜さ”から逃げずに、それを漫画に叩きつけているところだと思う。デーモンの造形、残虐な行為、人間の心。だからこそ“美しさ”との対比が際立つのだ。最近の少年誌では“醜さ”はタブーになってしまい、そもそも描くことすらできてないから、デビルマンを超えるような作品は生まれようが無いだろう。やっぱ、これからは成年誌が漫画の主権を取るようになっちゃうのかなあ。