日曜だった

休日だし

赤さん

赤ん坊を観察するのが好きだ。
オレと目が合うと何に興味を示しているのか、じっとこっちを見て視線を外さない。くりくりのドングリ眼に、オレはどのように映っているのだろうか?そしてこの世界は…。
じーっと三十秒ぐらい視線を合わせていたと思ったら、興味を失ってぷいっと横を向いてしまう。何を見ているのかな?と、赤ん坊の視線の先を見てみると何も無く、また赤ん坊の方に向き直ってみるとオレを凝視していたりする。油断がならない。
そしてまたメンチの切り合いが始まる。大変面白い。気が付くと赤ん坊の母親が不審者を見る眼でこっちを見ていたりする。悲しい。

エスカレーター

エスカレーターに乗っているときに、「エスカレーターってのは世界でどのぐらい普及してるもんなんだろ?」と突如疑問が湧いた。「すごく日本的な技術な気がする(からくりっぽい)けど、どこで生まれた技術だ?」「どのぐらい前からあるんだろ?」とかも考え、一応予想として『50年前日本で生まれた』と予想してみた。家に帰ってきて調べたら、1859年にシーバーガー氏によって“エスカレーター”という名前が考案され、1900年ぐらいにアメリカで実現されていた。
http://www.n-elekyo.or.jp/index.html
http://halka.sakura.ne.jp/04-why/dis-es.shtml
案外古い。こういうのはちょっと面白い。その時代で得られる“知識”と“発想”の相関を想像することができるからだ。ちなみに手元の科学史年表によると、1859年はダーウィンにより種の起源が出版され、1900年にはプランクが量子仮説を提唱しているのであった。さて、エレベーターの発想と実現は、時代と比べて早い?それとも遅い?