普通の日記(16)

去年一年間、社会人向けの大学の講義に通っていたことは書いたかと思うが(書いてないか?)、今日家に帰ってきたらその講義の修了書がポストに届けられていた。もはや単位の必要な身分でもなく紙切れ一枚だけの話なのだが、仕事が忙しいときもその間を縫い、せっせせっせと頑張って大学に通った成果であり、やはり嬉しいものであった。
ところで修了書がポストに入っていたと書いたが、社会人向けの講義だからといってそれがスタンダードな方法ではやはりない。ちゃんと修了式なるものが催され、普通はそこで直接受け取るのである。しかしオレはそれに行っていない。なぜ?
なぜなら二つ下の日記に書いたPUNK SPRINGがあった日が修了式だったからであった。そういうのなければ行ったのだが。最近仕事ヒマなことだし。残念なことである。
思えば、式典にはあまり縁が無いような気がする。大学の卒業式には行ってないし大学院の修了式にも行っていない。両方とも寝過ごしたのだ。残念なことである。
そういえば最近になって、オレの大学の卒業証書が学生時代の友人の車のトランクの中から発見されたという連絡があった。今度会った時に受け取る手はずである。友人と旧交を暖める機会を作ってくれるとは、卒業証書もなかなかやるものである。これでこそ受け取った甲斐があるというものであろう。