映画見たおした

なんの因果かこの二日で映画7本をビデオ鑑賞してしまったので、適当に感想を書くよ。

シャイニング

「怖い映画が見たい」という意を受けてオレがセレクトしたのがこれだった。どこで得た情報だか覚えてなかったけど怖いという評判を聞いていたので。
で、感想を一言で言うと、『ジャック・ニコルソンとホテル』という感じであり、別段怖いことはなかった。怖くないとはいうものの、この映画のジャック・ニコルソンが目の前にいたら失禁するだろう。多分これを怖いという人は、ジャック・ニコルソンが目の前にいるのをありありと想像できる想像力の強い人ではなかろうか。とにもかくにもジャック・ニコルソンであり、ときたまスゴ過ぎて笑ってしまった。

ファインディング・ニモ

そのとき集まった面子が誰一人これを見たことが無いということが分かりチョイスした。大人から子供まで楽しめるという触れ込みだったはずが…。
何故だか全然集中できず、ぼけーっと見てしまい、別段面白くなかった。この原因を考えると……物語にのめり込むには、その物語に出てくる登場人物に共感する部分があることが必要なのではあるまいか。この作品の中で、共感を得るキャラとして設定されているのはニモとマーリンなんだけど、オレの年齢と性格ではこの二匹のキャラには全然共感できないのである。だからかな?と類推する。オレが父親になったときに見ると、案外感動してしまうかもしれない。

キューブ3

テレビ放映されたものをビデオに録画したものが、ビデオ鑑賞してた家にあったので見せてもらった。
結論から言うとダメダメだった。何がダメって、殺されっぷりがまるでダメであった。ストーリーは例によって例のごとく、最後の一人になるまでいろいろな面白い死に様を見せるだけなので、そこが面白くないと話にならない。やはりこの手のものは一作目を超えられないのだろうか。

下妻物語

怖い映画を借りに行って、何故か借りてきたのがこれだった。明け方近くだったのでもはや頭が働かなかったようだ。
中盤一時間を寝てしまった。でも面白かったよ。…ごめん…じろうさん。

着信アリ

ホラーはスーパー苦手なのでかなりビビリながら見始めたのだが、最初の方は全然怖くないので、「なーんだ、こんなもんかい」と安堵していたら、最後の方は結構怖かった。自分の怖いツボがどこにあるかがちょっと分かった。幽霊とか悪霊とか、全身を映すと怖くない。腕だけが天袋からちら見されていたりすると怖い。超怖い。思い出したくない。

アメリ

おしゃれでキュートで面白く、良い映画だった。これを好きだという女の子が多いというのもうなずける。
ただし、主人公のアメリは、オレの感覚では『うわ〜』と言ってしまいそうな行動を時々していた。オレのカテゴリーではこういう人は『迷惑な女』である。ま、主人公にそういう欠点があり、完璧な人間ではないところがフランス映画っぽいと言えるかも。

バイオハザード

アクションとホラーを混ぜようとすると、やっぱり中途半端になるよね。といった感じ。どちらかというとアクション寄りか。しかし、ミラ・ジョボビッチ好きなのでオレは満足。何の機能性も無い赤い衣装を着せたところが白眉であろう。