ボーリングと車の運転

ボーリングをやりたいと言い出したのが自分だった手前、車が足りない雰囲気だったため隣人に車を借りた。せっかく借りたんだからボーリング行くだけじゃもったいないと思ったので、ゴミ捨て場に大量の燃えるゴミを運んだり、郵便局に行ったり、パンツを買いにウニクロに行ったりしてみた。一年半ほどまともに運転してなかったのでかなり不安だったが、それほど感覚を無くしていない感じだったので安心した。
しかし、人を乗せるとなると緊張するものだ。たかがボーリング場に行くだけなのにすげー疲れた。みんな車を出してもらうときは感謝の気持ちを忘れてはいかんよ。オレはもう二度としないことだろうが。
ボーリングは1ゲーム目が73、2ゲーム目が122といういつもの通りの波が激しいスコアだった。で、3ゲーム目にだいたいアベレージが同じだったマッツォさんと夕飯を賭けた差し馬を握ることになった。この勝負が、手に汗握るすごい勝負だった。一時は約20ピンついた差を逆転するなんてことが、まさか起きるとはっ!どちらが勝ったかはあえて言わないが、オレは美味しい御飯と、『大人げないですね』という言葉と、『悪運強いですね』という言葉と、すごく良い思い出を得る事ができた。みんな、ありがとう。特に思い出をありがとう。
豚小屋と呼ばれる家よりもはるかに汚い…いや、汚いっていうより朽ちかけているのがオレの家。オレの前の前の人が隣の部屋に住んでいたときはクーロン城と呼ばれていた。今でもせいぜい阿片窟。んー、でも楽しかったなあ。