異邦感好き

会社からの帰りに、いつもは降りないバス停で降りて夜の散歩をしていたのですが、いつの間にか住宅地に迷い込んでおり、家の中から家族団欒の声とか夕飯の匂いとか漂ってきているのに、田舎のせいなのか道には人っ子一人いない状態。オレは映画のセットの中に間違って入り込んでしまったような気分になり、十字路に立ち止まって。
うーわ…
と言った。
この感覚は特に面白いわけでもないのですが、自分の存在を確信できる気がするので、好きです。
山奥とか、日本の端っことかに一人いたときには結構味わったもんですが、住宅街で来るようになったか。なかなかお手軽になった。