屋久島旅行記 三日目

6時半起床。朝御飯をホテルの朝食バイキングでしっかり食べてから出発。この日の観光は、モノノケ姫の舞台となったというふれこみで観光客を誘致しているということでおなじみの白谷雲水峡ですよ。
ホテルから白谷雲水峡登り口まで車で移動している途中で、この日の昼飯を買いにスーパーに。オレは昼飯買うのもそこそこに酒類コーナーに。ほらやっぱりさ、旅行に来たら地元で飲まれている酒を買って帰るのが、本当にその土地を知るための本道じゃないですか?…って、あったよ“三岳”*1。一升瓶が1650円で。もちろん嬉々として購入。この日まだなんもやってないけど、オレはもう満足でしたね。
しかしですね。“三岳”飲んでみて、いや今も飲んでるんですけど、そんな言うほど美味いかっつーと美味いんだけどそこまで騒ぐことねーだろって感じではあります。こりゃ生産量が少ないから希少価値出ちゃったんじゃないかなぁと。そのせいで地元の人たちまで手に入りにくくなっちゃってんだからまったくなんだかなぁって感じですよ。屋久島に来て、屋久島の魚を肴に飲むんだったらこれ以上のものはないでしょうがねぇ。まぁ結構後を引く感じなんで、もう一杯は飲みますけどね。


ともあれ白谷雲水峡ですよ。


出発しますよ。




この白谷雲水峡。はっきり言ってとてもイイ!!縄文杉より楽しい!です。
何がイイって、道が起伏に富んでて歩いてて楽しいってこともあるし、何より道すがらの光景がすごく雰囲気良いってこともあります。こっちも往復6時間は歩かなきゃいけないんですが、全然楽しくて疲れない。

水は綺麗だし




雰囲気あるし




まるで妖精がいそうな光景だし




妖精発見





とにかく楽しいです。良いもの見させてもらってるわぁ…って感じになります。
そしていよいよこの白谷雲水峡の最終地点である太鼓岩!雨の日だったら危険だし眺望も悪いだろうしでお奨めできませんが、晴れの日だったらちょっとした肉離れくらいだったら無理しても行くべき最重要スポットですよぉっ!!写真撮りまくりますよぉっ!
…あれ?
なんかバッテリー切れのマークが出てるような気が…あれれれ???




渋るバッテリーをねじ伏せ根性で撮った一枚。
これを最後にカメラは完全に沈黙しました。




いいんですよ写真なんて。心にあの光景を刻んでくればいいのですよ。フッ…。



この日の宿泊場所は前日までと別の旅館でした。お値段もまあそこそこぐらいに抑えてもらってまして、大分リラックスできる感じでした。それでもまだお高いんですけども。

夕飯がドーン!




初っ端から米有り。オレ達大歓喜ですよ。
オレ今まで宿泊施設で料理楽しむっていう発想が無かったんですけど、「あ、こういうの有りなんだ」って感じで、眼から鱗が落ちました。そういや家族旅行ってこんな感じだった気がする。
イヤー学んじゃいましたね。宿泊施設でも美味しいものが食べられる。金さえかければ。




この次の日はほぼ移動日なわけで、この日が実質的な旅行の最終日。
と、なれば当然ぐびぐび飲むわけです。したたかに酔っ払いましたねぇ。

*1:屋久島では最もポピュラーな焼酎であるが、近年の焼酎ブームで一気に有名になった。値段はそれほどでもないが、年間生産量が少ないため手に入れるのが難しい。流通の発達した現代において、地域によってここまで価格差が出るものは土地と酒ぐらいなのでとても楽しい。オレはね。