『トム・ヤム・クン!』見てきた

自動車税を払ったら実家に帰る交通費が無くなってもーたので結局帰れないオレが来ましたよ。
で、今日は『トム・ヤム・クン!』を見てきました。マッハ!!!!!!!!と同じ監督・主演が再度作った映画です。これだけでもうだいたいどんな映画か想像がつきそうなもんですが、実際見たところ…やべぇっす、前作よりはるかに良いですこれ。これはマジでイケてます!もはやアクション映画の先端はタイであることを決定付ける一作と言えるでしょう。オレ大絶賛!どのくらい絶賛かというと、…そうだなあ…この一作を配給したっていうことだけでUSENの株に興味持っちゃったっていうぐらいには絶賛だな。ライブドア株の取得やらで何やらで怪しい噂が絶えない会社ですけど、嗅覚は鋭いんじゃないかと感じちゃいました。
以下感想です。アクション映画なんでホントは隠す必要もないんですけど。
冒頭。主人公がまだこれっぱかしもアクションしていないうちの主役は象。象ブローカーに連れ去られた小象を追いかけ、街中をひた走る親象。これがもうすげぇ。しょっぱな全て象が持っていった。象を使ったアクション映画なんて見たことなかったけど、プチ怪獣映画みたいになってた。それほどまでに象はデケエ、かつ意外と速い。象にどうやって演技させるのか知らないけど、かなり細かい演技までできていてビックリした。
映画の残りはもうパターン化されていて、<<主人公が敵のアジトに正面から乗り込む⇒ポカスカ⇒さらなる大物の敵の存在を知る>>が4回ぐらいリピートされるわけなんですけど、このポカスカが全くもってすっげえわけなんです。カー・アクションならぬボート・アクションあり、エクストリーム系スポーツで迫り来る敵達を千切っては投げしたり、4分以上の長回しで敵をブッ倒しまくったり、黒服30人ばかりを立ち関節で破壊して床に這わせてみたり、プロレスラー4人の腱を象剣で断ち切ったり、オカマ首領がヘリで逃げようとしてるのを飛び膝で撃墜してみたりと、まあ自分で書いた文章ながら何言ってんだか分かりませんけど、こういう風にしか書きようがないっていう凄まじさ。堪能いたしました。
アクションの他にも、「おお、ジャッキー」とか「『タイの学生にできる仕事はウエイトレスかコール・ガールしかねえんだよ』とか言っちゃってるけど良いの?」とか「タイの女優さんむっちゃエロ可愛い」とか、楽しみどころ(?)が盛り沢山でお腹一杯でした。本当に面白かったです。