2006年購入漫画ベスト3

2006年に購入した漫画についてベスト3を選びました。
ルールは、
◆ 2006年に購入した作品であること
◆ 初版発行が2006年以前でも購入が2006年だったら候補に入る
◆ 2006年以前から購入している漫画の続巻は含めない
ということにします。つまり2006年私的新人賞というわけです。


漫画ノミネート作品は、
カラスヤサトシカラスヤサトシ
伊藤理佐おいピータン!!
二ノ宮知子のだめカンタービレ
林田球ドロヘドロ
若杉公徳デトロイト・メタル・シティ
施川ユウキ『もずく、ウォーキング』
柴田ヨクサルハチワンダイバー
大河原遁王様の仕立て屋サルト・フィニート〜』


それでは、発表は以下です。


まずはベスト3には入らなかった作品について。

メジャー!超メジャー!っていう。オレの男の知り合いを“漫画のだめ”を見たことある奴、無い奴に分けるとほぼ半々ぐらいになるんではないでしょうか?“ドラマのだめ”ではなく“漫画のだめ”でですよ。これは凄いことの気がするなあ。オレの周りが一般人男性のサンプルとしてはちょっと不適当なのが玉に瑕ですが。
ここ数年間で見たらTOP5に入るような面白い漫画なのですが、2006年という括りだとちょっと違うかなと思うので次点です。個人的には、2005年のクリスマスに長野の漫喫でド嵌りして、年明けたら新刊が出やがって勢いで大人買いという、まあそんな思い出深い作品なわけです。

買ったのはつい最近です。この作品は“まず世界ありき”で作ってると思うんですけどどうなんでしょうか?そういう古典ファンタジー小説っぽさを感じるのです。
ストーリーも面白いんですけど、その世界観を感じさせてくれる小ネタが好きな漫画です。

惜しい。二巻が出ていたらベスト3に入っていただろうと思います。だってほら、盛り上がってきたのは二こ神さん戦からなわけじゃないですか…。

哲学する犬のへっぽこな物語。なんかもう、スゲーいいんですよ。いいんですが…何がいいんだか説明しがたい。そして説明しがたい故に、人に薦めにくい。もっと広まって欲しいんだけどガギギギギ。

服飾蘊蓄漫画。蘊蓄話と人情話を絡めた漫画は最近ではよくあるんだけど、ストーリーとキャラクターの台詞が、なんとなく江戸小話みたいで(舞台はナポリですが)小気味いいです。作者は結構な落語好きなんではあるまいか。
漫画に影響されやすいタイプなんで、自分の体に合った注文服には興味津々なのですが……値段がね…。


それでは、2006年漫画ベスト3



☆第三位☆
カラスヤサトシカラスヤサトシ

カラスヤサトシ (アフタヌーンKC)

系統として似ているのは、“鉄子の旅”とか“監督不行届”とかになるのですが、この両者は普通の感覚を持つ第三者的な視線から描かれているため漫画として成り立っています。ところがこの“カラスヤサトシ”ときたらっ!ほとんどの4コマが自分をネタにしたものであるにも関わらずその視線は普通の感覚を失わないため、なんというかこう…ちゃんとしている!オレはこういう人大好きですね。
この単行本が出たことによりめでたくプチブレイク中らしい。ほんとか?




☆第二位☆
伊藤理佐おいピータン!!

おいピータン!!(8) (ワイドKC)

オレが知らなかっただけで、すっげぇ有名な漫画なのな。魅力は“幸福感”ということになりましょうか。だいたいのエピソードに食べ物が絡んでいるのがまた良い感じだ。食いもんって幸せに超重要なんだなー。
2006年上半期はこればっか読み返してた。我ながらOLのようだ。




☆第一位☆
若杉公徳デトロイト・メタル・シティ

デトロイト・メタル・シティ (1) (JETS COMICS (246))

2006年はこれがブッちぎりです!腹抱えて笑いました。職場でもDMC信者増殖中です。アホばっかです。
ギャグ漫画なんで、特に感想的なものも無いのです。一位だってのにごめんなさい。変わりにPV的なものを貼り付けておきますので御鑑賞下さい。