野外民族博物館リトルワールドに行ってきたどー!
下の記事を見て前々から気になっていた、野外民族博物館リトルワールドに行って参りました。
2006-12-17
公式⇒野外民族博物館 リトルワールド
どんなものかとザックリ言いますと、世界の様々な地域の風俗を展示するために、その地域の住居をまんま建設して展示してある博物館です。住居は移設したり、その地域の人達をよんで建築してもらったりして。
地域の風俗を展示するためにその地域の住居を建設する。この考え方は素人の印象ですが、非常に正しいのでは?非常に正しいのでは?…とは思うのですが、普通やんねえだろ?おい?
事前に集めた情報では、
さすがに好き者に特化し過ぎてて経営が思わしくなく、管理が行き届いてない。
みたいな話が多かったですが、行った印象はそうでもなかったですね。きれいに整備されてましたし、結構来場者も多かったです。最近整備されたのかな?
嬉しい誤算だったのが、それぞれの住居展示のそばに、その周辺の国の料理を食べさせてくれるところがたくさんありまして、ドイツビールとソーセージ食ったり、ワニ肉の串焼き食ったり、インドカレー食ったり、お腹壊したりできたことです。お腹さえ壊さなければ、クスクスと台湾ラーメンも食べられたかもしれません。
肝心の展示ですが、これは結構すごいです。
住居の展示と聞いていたので、家がポツンぽつんとある感じだと思っていたのですが、ちょっと違いました。
倉庫などが居住家屋の中に無い民族の場合は、穀物庫が外に別棟で作ってあったり、一夫多妻の民族の家は“第一夫人の家”“第二夫人の家”があって、その造りの違いを説明したりしています。
要するに単なる住居の展示ではなく、生活を想像できる展示をすることを徹底している感じ。すげーすげー。
三時間ぐらいでいろんな国のいろんな家を見ることになり、自分が日本の愛知県にいることが非現実的になる面白い体験でした。
季節ごとにいろいろな食べ物イベントをやっているようだったので、半年に一回ぐらい来てもいいかなぁと思いました。
今回は男4人で行ったのですが…民族衣装の貸し出しを結構安くやってくれるらしく、女の子が着てるのが大変可愛らしかったです。コスプレ好きの彼女がいるカップルや、彼女にコスプレさせるのが好きなカップルなどにお勧めです。
では写真など
正面玄関
外見からは中に何があるのか分からない感じ。土曜だということもあり、駐車場は結構車が止まってました。
ペルーの農園領主の家
完璧なデスペラードの世界。ギターケースを持ったアントニオ・バンデラスが今にも銃撃戦を始めそう。
バリ島の塀の装飾
バリ島には一度行ってみたいと常々思っていたのです。満たされました。
インドネシア トバ・バタックの家
写真じゃ分からないですが、これ相当でっかいし、壁には幾何学的な呪術模様がぎっしりと描いてあります。建物の外見ではこれが一番インパクトあった。
南アフリカ ンデレベの家
白い壁に極彩色の幾何学模様が一杯。落ちつかねーよこの家。
ネパール 仏教寺院の壁画
曼荼羅画。ネパールでも仏画師が少なくなってきており、こんなところにあるのは相当珍しいことらしい。
フランス アルザス地方の家
白い壁に小さな窓。ジブリの世界観だがやー。
ドイツの礼拝堂
なんでそこまで尖った屋根を作らねばならないのか、日本人には理解不能。屋根裏も作れねえだろそれじゃ。