PUNK SPRING 08 @ ZEPP OSAKA

春。それはライブの季節。いやマジな話です。だって、冬だとライブで汗かいてそのまま帰ろうとすると凍えちゃうからね。と、いうわけで今年のライブ第一弾はPUNK SPRING 08(4/4)に行ってきましたよひゃっほい!
以下感想です。便利なのでmyspaceにリンクしてますが、設定によってはリンク先に飛んだ瞬間にとんでもない轟音が鳴り出したりするので気を付けて下さいね。

今回のバンドの中で圧倒的に日本での知名度が低く、顔見せ的な要素が大きかったPlain White T's。しかしちょっと顔見せの場としてPUNK SPRINGはキツかったのではないかい?だってこのバンド、パンクじゃないしさあ。場所選んだらもうちょっとやりやすいオーディエンスの前でできたと思いますよ?

事前に調べた段階では、最も期待してなかったのがこのバンドでした。オレこのタイプの泣きメロを武器にしたメロパンクが大嫌いなんですよ。ところがあーた蓋を開けてみたら。まぁやっぱりメロディとしては好みじゃないのですが、その圧倒的な演奏力ったら!知らぬ間にこぶしを振り上げていましたよ。
その上サイドギターの巨デブがひど過ぎる!ずっと自分のパイオツ揉んだり、頭の上でちょんまげ作って見せたり、指で二挺拳銃の真似してバキュンバキューンってやったり、ギター使ってスナイパーの真似したり...えー、要するに演奏をしてない。お前は何のためにステージ上にいるんだと*1。そう思い出したらもう目が離せないわけです。
やっぱライブに行って見てみないと、そのバンドの実力は分からんで。と再認識。

かなーり期待していたバンドだったんですけど、やっぱり良かったー。むちゃくちゃ聴かせます。ここまでレベル高いとパンクで暴れに来た観客もじっくり聴いちゃいます。こういう言い方は良くないと思うんですが、敢えて言うとMUSEに似ている。カッコ良かったー。

相変わらず来たら行ってしまう。うぅ...もう若くないのに...。
ブラックタイガー*2が外敵に遭遇したときの動きをする人におもくそ体当たりをくらって、肋骨のあたりがまだ痛いです。奴は中国形意拳の使い手だったに違いない。

元々バンドのコンセプトがおっさんの達の悪ふざけみたいなもんだと理解してるんですけど、そのおっさん達がこれほどのレベルのアーティストで、ここまで真剣に悪ふざけすると、「あっそーこんなスゲーことになっちゃうんだー」みたいな唖然とするできになってて素直に感嘆するよりない状態でした。はーええもん見させてもろたわい。
このバンドに関してはmyspaceは全然ダメです。魅力をこれっぽっちも伝えられてない。やっぱこの音質だと、ボーカルの魅力は伝わらないっすね。


すっげえ楽しかったけど、次の日起きたら風邪をひいていました。4月とはいえ夜はまだ寒いねえ。

*1:メンバー4人しかいないのに、そのうち一人がこんなの。

*2:タイガーマスクのブラックの方ではなく、エビの方