M1グランプリ2004

見たからにはこの感想を書かねばなるますまい。一応、見てない人のためにいろいろと伏せて行きますけど。
笑い飯が負けて最終決戦に残りませんでしたけど…まず順当です。あのネタでは4番目くらいには入っても、上位三組には入れないだろうという感じでした。本人達が言っていたように、今年は最終決戦用に一番自信のあるネタを用意していたのかもしれないですけど、あれじゃあしょうが無いだろうと思いました。
麒麟は面白くないわけじゃないですけど、最終決戦に残るほどのもんではありませんでした。うっかり残ってしまったから、誰も挙げてくれないという結果に終わったわけですし。最悪なのは敗者復活のときと決勝のときのネタがまるで同じだということです。バチコーンと株を下げてしまいましたね。みんながそのことを覚えている限り、来年はキツイと思います。
今大会一番の衝撃は間違いなく南海キャンディースです。面白い！すげー面白い！でも来年このままの勢いはキツイかもしれません。なぜならちょっとキャラ押しが強すぎるから。二人揃えばフットボールアワー以上の個性の2人ですけど、その個性が強すぎてネタが個性に偏りすぎています。見てる人が彼らに慣れてしまったら、今回程面白いことにはならないと思います。でも突っ込みはうまいので、その後は盛り返してくるかも。頑張れ！南海キャンディース！
優勝は順当にアンタッチャブルでした。全体的にレベルが高く、その上一番楽しそうだったので、もうこれはしょうがないでしょう。アンタッチャブルが決勝でネタをやった後、審査員の誰かが同じようなことを言っていましたが、それまでの人達はそれぞれ面白かったけれど会場の熱量を上げることはできていませんでした。でも、アンタッチャブルの時は、ぐんぐん温度が上がっていくのをテレビの前でも感じました。これじゃ優勝をやるしかしようが無いです。
適当に覚えてることだけ書いてしまったので、ちゃんと書いてる人のリンクを。だいたい感想が一緒。笑い飯と千鳥の評価はちょっと違うけど。
http://d.hatena.ne.jp/kowagari/20041226