証明写真と記憶とオレの脳味噌

証明写真を撮る必要ができてインスタント証明写真ボックスみたいなのに行こうと思った。思った…はいいのだけれど、どこかで見覚えはあるがどこにあるのか分からない。
こういうのってオレには良くある。普段使わないんだけどときたま要り用になるようなものは、大抵正確に記憶されていない。インスタント証明写真ボックスみたいな例を出せばコインランドリーとか印鑑屋とか、どこかで見たんだけど…ということになりがちだ。
このことから、多分オレは意識して記憶しようとしないと、無意識には記憶されないタイプの脳味噌を持っているのだろう。普段歩いているときなど、意識が外向きではなく内向きであるとも言えるかもしれない。道覚えるのとかも苦手だし。
そんなわけで、証明写真から自分の脳味噌に思いを馳せてしまったわけだけど、こういうところも内向的な性質の一端なのかなぁと…ま、社会で渡っていくにゃ外向的な方が向いてるんで、ちょっとどうにかせんとね。
で、結局証明写真がどうなったのかというと、友達に「どっかで見なかった?」と聞き、「駅のエスカレーター上ってすぐのところにあった」という答えを得たのに、「えー、うそーん。そんなところで見た覚えないぞ」などと否定し、けれど一応と思い駅に行ってみたら後光がささんばかりの神々しさでそこに鎮座ましましており(多分昨日ぐらいに設置されたものだとは思うけど)、すごすごとそこで写真を撮りましたとさ。友達には明日謝ろう。