コープスブライド見てきた

オレはこっちの方が『チャーリーとチョコレート工場』よりも好きです。万人にお奨めできる、けれん味の無い良い作品でした。詳しい感想は最後に。
さっきいつものように指をポキポキ鳴らそうとしたら、なんの拍子か左手人差し指の拳部分が亜脱臼したらしく、ムチャクチャ痛いです。力は入らないけどちゃんと曲げることはできてるのですぐに嵌ったようですが、こんなことは今まで起こったことはなかったためちょっと恐いです。やはり何か、栄養が足りていないとかそういうことがあるのでしょうか?誰か、間接を強くするレシピなど知っている人がいたら教えてください。
22時現在の時点で、借りてきた教科書をこれっぽっちも読んでないわけですが、今日はあと二時間もあるのでなんとかなるでしょう。

コープスブライド感想(ややネタばれ有り)

とにかくキャラ付けが凄いです。『チャーリーとチョコレート工場』においてもティム・バートンのキャラ付けの才能は見事に発揮されており、特にトロフィー・コレクターの母親のゴーアーについては諸人こぞりて賞賛を送ったわけですが*1、本作はストップモーションアニメであるためキャラに関しては顎から身長からヒゲから骨組みまで、凄い事になってます。キャラクター達はぱっと見みんなキモいのに、それらが動いているのを見るとだんだん可愛くなってくるのが不思議です。これがバートン・マジック!『チャーリー…』では実写だったせいか最後まである種のキモさが抜けませんでしたが。
特にヒロインの2人はカマキリみたいな外見してやがって最初は全然可愛くないのですが、話が進むにつれてどんどん魅力的になり、最後には「あんなヒョーロク玉(主人公)がこんなイイ女2人に言い寄られるなんて許せん!」という気持ちになりました(オレはヴィクトリア派です)。
吹き替え版を見たため場内には親子連れも多かったですが、みんな黙って見てましたね。ストーリー的には単純で意外な展開もブラックなところも無いので、そういうのが好きな人にはもの足りないでしょうが、誰にでもお奨めできる良い作品です。時間が合わなかったため吹き替え版を見ることになってしまったのですが(ジョニー・デップ…)、イイっすよあれ。声はピッタリだし、有名芸能人とかがやってるわけではないのでみんな巧いです。そうは言ってもジョニー・デップの演技も聞きたいのでDVD出たら買っちゃおうかなぁと思ってますが。
性格的にマンセーなことだけを書くことができないのでダメだった点も書いておきますと、悪役のケツ顎さんのストーリーへのからみ方がなんか不自然なんでもうちょっと話練る余地があったんじゃないかと思いました。ケツ顎はいなくてもいいのだけどストーリーを無理矢理にでも進めるために導入されたキャラみたく感じてしまいました。あとは、ヒロイン2人のからみが無かったのがちょっと不満ですね。最後にヒロイン死者に、「あっち(あの世)じゃ負けないわよ」ぐらいのことを言って欲しかった。ってわけでラストもやや不満。淡白に終わってしまった。そこが良いという意見もありましょうが。
なんか書いてるうちに、えれー長くなってしまった。相当気に入った模様です。