SlipknoT/MACHINE HEAD

“猟奇趣味的激烈音楽集団”SlopknoTとスラッシュメタル界の老舗MACHINE HEADの共演を観に、Zepp大阪まで行って参りました。実はライブの二日前にまだチケットが買えると聞いたんで急遽参加を決めたのです。客層怖そうだし、仕事忙しくなりそうだしで最後まで迷っていたのですが、買えるなら行かざるを得んな!と。


まずはMACHINE HEAD。オレのMACHINE HEADのイメージはゴリゴリのラウド系メタルだったのですが、実際聞いてみたらメロディックな部分とラウドの部分が交互に表れるような曲も結構ある、懐の深いバンドでしたね。
そしてやっぱり秀逸だったのがそのライブステージングね。曲の合間にボーカルがギターを交換したんだけどそのギターが鳴らなかったみたいで、ちょっとの間アンプいじったりなんかして空白時間ができたんだけど、観客待たすのが嫌だったのかすぐに「もういいや」ってギターぽいって下ろして曲始めちゃったの。ちょっと音足りないけど、その決断の早さが超カッコイイ。ギター下ろして身軽になったからか、ステージ走り回って駄々っ子みたいに腕を振り回して客を煽ってる様も超カッコいい。後ろでスタッフが必死で走り回ってギターの調整入ってたのも面白かったし。やっぱキャリアの長いライブバンドのライブは最高です。
そんなMACHINE HEADの曲の中から、 Aesthetics Of Hateを。


そして次はSlipknoT。知ってる人には常識ですが、知らない人のために“猟奇趣味的激烈音楽集団”の意味を写真で御紹介しておきますと、バンドメンバーの最近の集合写真が次のようになっております。

説得力満点の写真だよね。
まーすごいよ。轟音が降り注ぎステージのあっちゃこっちゃで色んな騒ぎが起きる。三台あるドラムセットが昇る・回る・跳ねる・昇った上に90度ヒックリ返る・ヒックリ返ったまま回る。メンバーが9人もいるから、色んな所で勝手気ままに色んなことやってるからどこ観たらいいのか分かんない。
けど演奏はとても緻密で破綻が全くない。あれは多分みんな好き勝手やってるように見えて、相当練習して作り込んでるステージだな。
そんなSlipknoTの曲の中から、Psychosocialを。


行くの迷ってたけど行って良かったよ。