リクルーターに行ってきた

毎年この時期になると、会社の中でヒマ人集めてリクルーターをやらされるのです。実はオレは入社以来皆勤賞をいただいているのです。どんだけー。
ここ数年は就職売り手市場だったため学生さんものんびりしている感じで、こっちとしても気楽な感じで受け答えしてれば良かったのですが、今年は大分状況が違います。もしかして血眼な学生さん達の「質問という名の自己アピール」をガシガシ食らうはめになるのでしょうか?と、かなり恐れおののきながら出かけました。
が、予想に反して、来てた学生さん達はみんな冷静で焦っている感じも無く、ありがたくも若干拍子抜けでした。
しかし考えてみればまだ3月。彼ら彼女らにしてみれば、「派遣切り」とか「雇用不安」とかが自分の身に直接影響するという実感を持つには、まだ早い時期だったのかもしれません。
人事の採用担当が同期だったのでちょっと雑談したのですが、採用に関する紳士協定は大学からの要望でとても厳しくなったらしく、昔は業界によって採用試験の時期はまちまちだったのが、ほとんどの業界が4月からしか試験ができなくなったそうです。
人材の青田刈り防止や、学生の勉学の邪魔にならないという意味ではいいのですが...こういう御時世だと逆に恐いなぁと思います。6月ぐらいに事態に気付いても何もかも終わっているという。


今年は大学の後輩でギリギリ最後知っている子達の就活年で、ついでに弟も就活なので、なんだか目の前にいる学生さん達が人ごとと思えず、「こんなところでオレの休日の過ごし方聞いてるヒマあったら、他の会社回ったらどうだ!?」と言いそうになりました。危ない。危ないおっさんだ。
ちなみに休日の過ごし方については「京都に買い物に出たりして...」とか嘘ついてしまいました。実際は...まぁほっとけよ。