セックス・マシンガンズ

「もしもし母ちゃん、オレだよオレオレ!」
「メタル?メタルなのかい?」
「そうだよ母ちゃん、メタルだよ」
「あんたオレオレ詐欺だね!うちの子はメタルなんて名前じゃない!みかんだよ!」


というわけで、セックス・マシンガンズのライブに言ってきました。
セックス・マシンガンズは数曲CDで聞いたことあるぐらいでそれほど詳しいというわけじゃないのですが、高レベルの演奏とパフォーマンスには定評があるので、誘われてホイホイと言行ってしまいました。


が、これが大語算!


いえ、ライブパフォーマンスは予想通り素晴らしかったんですよ。演奏うんめーし、MC面白いし。
問題は客側っすよ。マシンガンズのライブって、客がマシンガンズとシンクロしたアクションするのが暗黙の了解になってんのね。マシンガンズがヘドバンすればヘドバン*1、VヘドバンすればV字ヘドバン*2、ジャンプすればジャンプ、インド人のポーズすればインド人*3
恐ろしいのがこれ会場の8割方がやってること。そして特に前列付近ね。常連が多いと思われる前列付近が何故かスカスカなの。「なんか妙に空いてるし前行こうかなぁ...」と行ってみたら、曲が始まった途端事故に合いそうになったね。みんなスンゲ勢いで頭降るから、安全のために適度な距離を空けることが染み付いてんのね。そんな中ノコノコ行ってしまったので、ギョマーっと急いで後ろに逃げ帰るはめに。
こんなことならライブDVD見て予習しておけば良かったよ。みんながやって楽しんでるの見ると置いてけぼりくらっちゃった気分だった。首が弱いのでヘドバンは苦手なんだけどね。


と、いうわけで最後にYouTubeより「みかんのうた」を御紹介。特に客席の頭振りっぷりに注目してください。途中に4分ぐらい前時代的なギター速弾き対決が入っているのが、度胸あるなっていう感じです。

ライブのときは「ボーカルの人、笑うとマツミーさんに似てるな」と思ったけど、こうして見るとあまり似ていないかも。

*1:ヘッドバッギングのこと。曲に合わせて頭を前後に思いっきり振る。やりすぎると翌日首が回らなくなる(そのままの意味で)

*2:頭をVの字に振るヘッドバッギング

*3:エステティシャンという曲にて。オイルを塗ってスベスベというイメージのポーズらしいが、オレにはカレーが見える