のはなしに

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のはなしに

テレビ・ラジオ等で活躍中の伊集院光氏の著書第二弾。
テレビで見るやけにホワイトニングな様子でもなく、ラジオの毒電波ぐるぐるの状態でもない。とても自然体で、この本で見られる伊集院氏が本来の伊集院氏じゃないのかという印象を受ける。しかしそこは話芸の妄想曼荼羅絵巻と言われる芸人である。自然体ったって並の面白さではないですよ。
今回の本は氏の少年/青年時代の話がとても多く中にはちょっとほろっとくるような話もある。でもその次には爆笑話が配置されていたりして実に心憎い。
お気に入りは“「セーラー服」のはなし”と“「香港」のはなし”。ストロング金剛さんの出演はひょうきん族だっただろうかね?